人に頼むのが苦手な人必読!『人に頼む技術』の感想とレビュー

こんにちは!とん(@tonton__31)です。

皆さんは、人に頼むのは苦手ですか?

僕は、ずっと人に頼むのが苦手でした。

例えば、こんなとき…

  • どうしても体調が悪く電車で席を譲ってほしいとき
  • 有給休暇や子供のお迎えなどで、仕事をチームメンバーに頼むとき
  • 営業で値上げ交渉をお客さんにお願いするとき

もし、こういうのも平気で、全然人にものを頼むことが気にならないという人は、この記事も『人に飲む技術』の本も必要ありませんので、そっと閉じてください。笑

この記事を読んで得られるもの

  • 人が頼みを受け入れてくれやすくなる3つの頼み方
  • 頼みごとをした際の驚くべき効果

について知ることができます!

『人に頼む技術』のご紹介

今回、ご紹介する本は、ハイディ・グラント著『人に頼む技術 コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学」です。

正直、2019年上半期に読んだビジネス書で、1番自分のためになったと思います。

本自体は、1,600円(税抜)なのですが、この本は価格以上の価値があります。では、これから本題に入ります。

人が頼みを受け入れてくれやすくなる3つの頼み方

結論から言うと、人が頼みを受け入れてくれやすくなる頼み方は、以下の3つのポイントがあります。

1.仲間意識を活用する

赤の他人の頼みより、家族や知人の頼みの方が優先的に受け入れたくなりますよね?

それと同じで、「仲間意識」がある人に依頼された場合と、そうじゃない場合では、頼まれた側の受け入れる可能性が大きく違います。

では「仲間意識」をどう作り出すのか、というところですが、それは本書に書いてあります。

お互いの共通点に注目することは、仲間意識を強める良い方法です。(中略)

一般的には、強い仲間意識を生み出すのは共通の「客観的特性」ではなく「経験」のほうです。

つまり、「男」であるとか「趣味が釣り」という客観的特性ではなく、「仕事をしている中でお客さんに罵倒された経験」とか「チームの後輩が全然仕事をしてくれなくて大変な思いをした経験」を共有する方が、仲間意識が強くなります。

そのため、同じ趣味や仕事をしているという共通点ではなく、その仕事独特の大変さなどを共有している方が、相手が頼みごとを受け入れてくれるようになります。

他にも、共通の敵を作る方法(ライバル会社のX社を倒す!など)や、「”一緒に”頑張ろう」と伝える方法もあります。

どの方法も「本当にそれだけで頼みごとを受け入れやすくなるの?」と感じそうですが、詳しい調査結果は本書の中にありますので、そちらを読んでもらえれば。

2.自尊心を刺激する

これは、3つのポイントの中で、個人的には最も重要だと思います。

例えばあなたが仕事で成果を出して、上司に褒められるときを想像してください。

以下の、どっちの方がより嬉しいでしょうか?

  1. 君は皆を導いて素晴らしい成果を達成してくれたよ、心から感謝している、ありがとう
  2. 君は持ち前の優しさと強い責任感で皆を導いて、大きな成果を達成してくれたね、ありがとう

おそらく、2の方が嬉しい人が多いのではないでしょうか。

1は仕事の成果(あなたが達成したこと)にだけ言及していますが、2は成果の要因としてあなたの人柄にまで言及しています。

ここが非常に重要なポイントです。

依頼や感謝の言葉を伝えるときには、相手の特性や人間性に言及することが重要です。(中略)

感謝を適切に伝えるには、相手のいいところ−親切、寛大さ、無私、見た目がいいなど−を褒めることです。

「いつもこのブログを見てくれているなんて、本当に親切ですね!ありがとうございます。」

3.有効性を感じさせる

あなたは頼みごとを依頼されたとき「自分で役に立てるかな」「自分が役に立たずだったらどうしよう」と思ったことはありませんか?

これは、あなたが頼みごとをした相手も同じ気持ちを抱えています。

この気持ちの裏には、人は自分が誰かの役に立ちたいと思っているという心理があります。

そして、本書から引用すると

人は自分が誰かを助けたことが変化を起こしたという手応えを得たい

ということです。

有効性を相手に感じさせるためには、

  1. その頼みごとによって、相手に何を求めているかを明確にする
  2. 頼みごとを受けてくれたことに感謝する
  3. 相手が助けてくれたことによる結果を伝える

ことが大切です。

この最後の「相手が助けてくれたことによる結果を伝える」という部分は、多くの人が忘れがちですが、相手が役に立てたと感じられるためにも伝えるようにしましょう。

頼みごとをした際の驚くべき効果

頼みごとを自分がするときだけ敷居高く感じる?

さて、この記事の最後に頼みごとに関して、1つ認識合わせをしておきましょう。

多くの人が、自分が頼みごとをするときには、相手に申し訳なく思ったり、自分が迷惑をかけているような気持ちになります。

しかし、自分が頼みごとをされるときには、迷惑をかけられたとはあまり思わず、むしろ積極的に助けたいと思っています。

つまり、自分が頼みごとをするときだけ、敷居が高くなってしまっているのです。

助けられた方が相手からの印象が良くなる

この部分は、本書で1番驚いたところです。

ほとんどの人は、”助けることは、助けられることよりも、はるかに印象を良くするものだ”という間違った考えを抱いています。

もし、嫌いな相手から頼みごとをされ、それに応じたら人はどう思うのでしょうか?

嫌な印象を抱いている人の頼み事に応じることで、その相手への嫌な印象が薄れます。さらに、大きな頼み事に応じると、その相手が良い人のように思える効果が生じます。

これは、人間が持っている認知的不協和の影響で、(自分が)多くのものを与えた相手は良い人であると思いがちなのです。

つまり、より多く助けてもらった方が、相手からの印象は良くなるんですね。

みなさん、積極的に助けてもらいましょう!笑

人に頼むのが苦手な人必読の『人に頼む技術』

『人に頼む技術』には、他にも、頼みごとに関する多くの調査結果や大事なポイントが書いてあります。

正直、このブログ記事1つでは紹介できないような事例・方法論が紹介されています。

このブログ記事をきっかけに、頼みごとをする人が増えるといいなと思っています!

ではでは!

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